| 
            
              |  |  
            
              |  |  
            
              |  |  | 
                
                  | 
                      
                        | 
                              
                                | 〜 ソフト&センターフォーカス 〜 | 2003/7/23 |  |  |  
                    
                      |  |  
                                  
                                    |  |  
                                  
                                    |  | 
                                        
                                          |  |  |  |  
                                          |  | 
                                              
                                                | 
                     
                      | 
                           
                            |  | ■ソフトフィルターを作る |  |  |  
  約一ヶ月ぶりのご無沙汰です。みなさんお元気ですか?  さて、今回は手作りフィルターを使っての撮影術を紹介します。手作りとはなんとも貧乏くさい感じがしますが、私自身、あまりカメラのオプションに拘らない性格なんですね。一眼レフを初めて手にした中学生の時は、プロを気取っていろいろオプションを買い集めもしましたが、今は必要最低限と思われるものしか持っていません。それでいいんじゃないでしょうかねぇ……。 ●フィルターって?  
                           ああ、また私の講釈が始まりそうなので本題に入りましょう。さて今回のテーマであるフィルターとは、レンズの前に装着して使うもので、色を補正したり、強調したり、ソフトな感じに仕上げたりなど、写真に表現力を加えるオプションです。フィルターはわざわざ自分で作るまでもなく、いろんな種類のものが市販されていてますが、意外と簡単に自分で作ることができるのです。  「俺は不器用だからなぁ」という方も心配はご無用です。身近なものを使って、超簡単に作れる3つの手作りフィルターを今回はご紹介しましょう。   「フィルターなんか腐るほど持ってるぞ!」という方も、メーカーのお仕着せフィルターなんかじゃなく、たまには手作りフィルターを楽しんでみるのはどうでしょうか。ここで紹介する極めて簡単ですぐに作れるフィルターは、効果の程も補助的なものに限られています。   しかし、私はフィルターは隠し味的に使うのが粋だと常々思っています。「俺はフィルターが大好きなんだー」とばかり、まるでフィルターメーカーのサンプルフォトの如くガンガン使いまくる人もいますが、それじゃぁ本当に芸がありません。適度に、弱めに、センス良く使う。これがフィルターの極意だと思うわけです。  あああああ、また講釈が長くなってきたので、本題に戻しましょう。    ●ソフトフィルター  
                           写真1と写真2を見てください。全体に「紗」のかかったソフトな感じの写真に仕上がっていますね。市販のフィルターで言えばソフトフィルターをかけた写真のように見えます。ここではサンプル写真のために、少し強めにフィルターをかけていますが、実際にはもっと弱めにかけるのがコツです。   さて、これはどんな手作りフィルターを使っていると思いますか? その答えが写真3と写真4です。このロケの時、佑紀ちゃんにコンビニで買ってきてもらったストッキングを破って、レンズの前に装着してソフトフィルターの代わりに使っているわけです。 
                            (ああ、もちろん新品ですよ〜。使用済みじゃありませ〜ん。念のため) ●弱くかけるコツ   
                           こうしたストッキングで作ったソフトフィルターを弱くかけるには、ズームレンズをテレ側、すなわち望遠側で撮影します。テレ側に寄らせると被写界深度が浅くなり、レンズの手前側にあるものがボケやすくなります。つまり、ストッキングの網が大きくボケて、結果フィルター効果が弱まるわけです。 
                                |   
                      | 
                           
                            |  | ■紙製センターフォーカスフィルター |  |  |  ●センターフォーカスフィルター  
                           写真6を見てください。なんだと思います?これ。四角い画用紙の中央を星型に切り抜いただけの紙製フィルター。これは紙製センターフォーカスフィルターです。センターフォーカスとは、名前の通り、視野の中央だけにフォーカスが合って、周囲がボケるフィルターです。「こんなんでいいのかいな」、と思うかもしれませんが、これが結構いい味を出してくれます。  写真7と写真8はこの紙製フィルターを使って撮影したサンプルです。写真7がズームレンズをテレ側にして撮った写真。写真8がワイド側に寄せて撮った写真です。   |   
                      | 
                           
                            |  | ■ガラス板製センターフォーカス |  |  |  ●油のフィルター  
                           写真9を見てください。これは普段使っているレンズ保護用のフィルターの中央だけを残して、周囲にハンドクリームを塗ったものです。想像すると、周囲だけがボケてセンターがシャープになる。つまり、これもセンターフォーカスフィルターの代わりです。   このフィルターで撮った写真が、写真10と写真11です。また、冒頭の写真もこの油のフィルターを使って撮影しています。写真9を見ればわかるように、カメラのレンズよりも大きいサイズなので、油を塗っていないセンターを被写体に合わせて動かすことができます。保護用のフィルターなんかないという人は、レンズよりも大きめのガラス板で代用もできます。  今回はここまで。7月下旬に寺崎佑紀ちゃんと伊豆ロケに行きますので、(なんでハワイじゃないんだ?) 次回以降はこれまでに撮り貯めた写真と、伊豆ロケの写真を合わせてお送りします。まだテーマは決めてませんが、佑紀ちゃんの水着が見られるかも!?ということで楽しみに待っていてください。それではまた。 
                         |  |  |  |  
                                          |  |  |  |  |  
                                  
                                    |  |  |  |  
            
              |  |  |  |  | 
      
        | 
 
 |